スカイタワー西東京について:鉄塔

スカイタワー西東京について

建設の経緯

1980年後半から、いわゆる通信の自由化が諮られ、無線通信は様々な産業分野、生活に必要不可欠なメディアとして普及を始めました。当時、無線に欠かせないアンテナの設置スペースが不足しており、特にもっとも利用者が多い首都圏では高層ビルや多くの建物が林立し、その中に鉄塔を建てることが難しく、また建物の高層化により電波が遮られ通信に影響を与えるケースも見受けられました。

このような状況を改善するため、田無ファミリーランド・グループを中心に東京都、田無市(現・西東京市)の出資を受けた株式会社田無タワーが設立され、マルチメディアタワー「スカイタワー西東京」(地上高 195m)は設立されました。

空中線(アンテナ)

武蔵野台地に聳え立つ「スカイタワー西東京」からのロケーションはその見通し距離も十分に確保される為、移動系基地局から、マイクロ波固定局まで様々な用途でご利用が可能です。

様々な形状のアンテナを効率良く配置しています。UHF-VHF放送用アンテナ・パラボラアンテナ・コーリニアアンテナ・コーナーレフアンテナなど様々なアンテナを設置する事が可能な様に設計されています。

塔上局舎(キュービクル)

鉄塔高層部にはキュービクル式局舎が設置されており、無線設備をアンテナから短距離で接続する事が可能となる為、効率の良い運用が可能となります。

鉄塔上には、非常用発電設備系統の電源も敷設されており、地上局舎同様、常に安定した受電が可能となっております。

航空障害灯

スカイタワー西東京には、航空機に対して鉄塔の存在を示す航空障害灯が付いています。
昼夜問わず、白く点滅する航空障害灯を、鉄塔の先端に3つ、高さ100m地点に4つ設置しています。

なお、平成22年12月1日より夜間の航空障害灯について、赤色の点灯・点滅ランプを廃止しています。

鉄塔所在地

鉄塔の位置
北緯35度44分06.41秒 東経139度31分22.92秒 海抜65m

東京都西東京市芝久保町五丁目8番2号

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